「サンリオのキャラクターがたくさん出てくるマージゲーム」。そんな広告を見かけて、ハローキティ:マイドリームストアが気になっていませんか?一方でストアのレビューを開くと、評価はApp Storeで★4.1、Google Playで★3.6と分かれていて、「レベル100から課金前提」「フリーズが多い」といった声も目に入ります。入れるかどうか迷う気持ちもよく分かります。
結論から言うと、マイドリームストアは、すべてのイベントを完走しようとせず、アイテムと推しのお店の可愛さを自分のペースで楽しめる人なら、無課金や少額の課金でも長く遊べるマージゲームです。私自身、最初はちょっとした暇つぶしのつもりで入れただけでした。それが、アイテムを合わせるたびに次はどんな姿になるのかが気になって、気づけば毎日アプリを開くのが日課になっていました。
ただし、誰にでも手放しで勧められるわけではありません。エネルギーの上限はレベルが上がっても100のままで、高いレベルのアイテムを求める注文が並び始めると、あっという間に使い切ってしまいます。1〜2日で入れ替わるイベントをすべて追いかけようとすると、課金なしでは正直かなり厳しく感じました。起動するたびに表示されるイベントや課金のお知らせの多さも、人によってはストレスになるはずです。
もう一つ、始める前に知っておいてほしいのが不具合です。遊んでいる途中で画面が固まったり、まれに起動そのものができなくなったりすることがあります。長く遊ぶつもりなら、最初にアカウントの連携を済ませておくのがおすすめです。

この記事では、マージして注文に応え、お店を立て直していく基本の流れから、推しのお店とデコを楽しむコツ、「レベル100の壁」と呼ばれるエネルギー不足の正体と乗り切り方、足りなくなりがちな資源の使い道、毎日のように始まるイベントや課金との付き合い方まで、実際に遊んで感じたことをもとにまとめました。フリーズや起動できないトラブルへの備えも、包み隠さずお伝えします。
マージするたび「次はどんな見た目?」。可愛いだけで終わらなかった、最初の1週間
物語は、誰も遊びに来なくなって寂れてしまったショッピングタウンを前に、ハローキティとクロミが肩を落とす場面から始まります。このままではいけないと、サンリオの仲間たちと一緒にアイテムをマージして、街をもう一度キラキラした場所に戻していく。そんな、いかにもサンリオらしい優しい導入でした。
遊び方はシンプルです。エネルギーを使ってジェネレーターをタップし、出てきたアイテムを同じもの同士で重ねると、一段上のアイテムに変わります。こうして作ったアイテムを、画面の上に並ぶキャラクターたちの注文に届けていくと、経験値がたまってレベルが上がり、閉まっていたお店が少しずつ元気を取り戻していきます。

最初の数日で夢中になったのは、なんといってもアイテムのデザインです。小さな素材がマージのたびに姿を変え、段階が上がるごとに少しずつ豪華で可愛い見た目になっていきます。「次はどんな姿になるんだろう」と気になって、ついもう一回、もう一回とタップしてしまう。この感覚は、ほかのマージゲームではあまり味わったことのないものでした。
序盤はエネルギーの回復も早く、レベルもポンポン上がっていくので、待たされることはほとんどありません。自分から見に行かない限り広告が勝手に流れることもなく、スキマ時間に数分だけ開いて、注文をいくつかこなして閉じる。そんな気軽な付き合い方ができるのも心地よかったところです。
1週間ほど遊んで街の景色が少しずつにぎやかになってきた頃には、「かわいいから」だけでなく、「自分の手で街を立て直している」という手応えが、毎日アプリを開く理由になっていました。
500万DL・1周年を迎えたサンリオのマージゲーム|「ハローキティ:マイドリームストア」の基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ジャンル | マージパズル(お店づくり) |
| 開発・運営 | ACTGames Co., Ltd. |
| 配信開始 | 2025年2月28日(iOS版) |
| 価格 | 基本無料(アプリ内課金あり) |
| 対応端末 | iPhone・iPad(iOS 15.0以降)、Android |
| 容量 | 約752MB(iOS版) |
| 年齢区分 | 4歳以上(App Store)、3歳以上(Google Play) |
| ストアの評価 | App Store ★4.1(約1.4万件)、Google Play ★3.6(500万ダウンロード以上) |
| 収録内容 | サンリオキャラクター30種類以上、デコ500種類以上 |
| 最新バージョン | 1.20.1(2026年9月15日) |
配信開始から1年半あまりで、Google Playだけでも500万ダウンロードを超えています。2026年の初めには1周年のイベントも開かれ、今も新しいイベントや街のエリアが追加され続けているタイトルです。
容量は約752MBと、軽めのパズルゲームにしてはやや大きめです。そのぶんアイテムや街の描き込みは細かく、画面の端々までサンリオらしい可愛さが詰まっています。空き容量が少ないスマホの場合は、入れる前に一度確認しておくと安心です。
ACTGamesとサンリオが手がける、“街の立て直し”の物語
開発・運営は、韓国のゲーム会社であるACTGamesです。サンリオの公式ライセンスを受けた作品で、ハローキティとクロミを中心に、マイメロディやシナモロール、ポムポムプリンなどおなじみのキャラクターたちが登場します。
物語の軸は、寂れてしまったショッピングタウンをみんなで立て直していくことです。アイテムを作って注文に応えるたびに、閉まっていたお店がひとつずつ開き、街の景色が明るくなっていきます。ストーリーはあくまで控えめで、読み飛ばしても遊ぶのに困ることはありません。
ストアの評価が★4.1と★3.6に分かれる理由
評価はApp Storeで★4.1、Google Playで★3.6と、少し開きがあります。レビューを読み込んでみると、その理由はかなりはっきりしていました。

高い評価を付けている人の多くは、アイテムやキャラの可愛さ、勝手に流れる広告がない遊びやすさ、110円から選べる課金のお得さを挙げています。一方で低い評価は、フリーズや起動できなくなる不具合、レベルが上がるにつれて足りなくなるエネルギー、短期間で入れ替わるイベントに集中していました。
私自身の感覚もまさにこのとおりで、ゲームの楽しさそのものへの不満は意外と少なく、不満の多くは「遊びたいのに遊べない」場面から生まれていると感じます。だからこそ、その場面を先に知っておけば、楽しい部分だけを長く味わいやすくなるはずです。この記事の後半では、そうした壁の越え方もあわせてお伝えしていきます。
盤面は広がらず、広告は勝手に流れない。ほかのマージゲームより続けやすいと感じた3つの理由
これまでにもいくつかマージゲームを遊んできましたが、途中で疲れてやめてしまうことがほとんどでした。そんな私がマイドリームストアだけは無理なく続けられています。振り返ってみると、そこにははっきりした理由が3つありました。

盤面がレベルで広がらないから、整理の仕方を覚えやすい
マージゲームの中には、レベルが上がるたびに盤面が広がっていくタイプがあります。一見うれしい仕組みですが、置けるアイテムが増えるほど画面がごちゃごちゃして、どこに何があるのか分からなくなりがちです。
マイドリームストアの盤面は、レベルが上がっても広さが変わりません。最初から全体が見渡せるので、「このあたりに素材、こっちに完成品」と自分なりの置き方が早いうちに決まり、あとはそのリズムで遊べます。盤面がいっぱいになったときに悩む時間が短いのは、毎日遊ぶうえで思った以上に大きな差でした。
勝手に流れる広告がないから、自分のペースで遊べる
2つ目は広告です。無料のゲームにしては珍しく、プレイ中に勝手に広告が流れることはありません。広告を見るのは、エネルギーを回復したいときや、報酬の箱を早く開けたいときなど、自分から選んだときだけです。
エネルギーは広告1本で15回復できるので、あと少しで注文が届けられるというときに1本だけ見る、といった使い方ができます。見るか見ないかを自分で決められるので、遊んでいて邪魔をされている感じがしませんでした。
無料ガチャとイベント報酬で、毎日なにかがもらえる
3つ目は、毎日なにかしらの報酬が受け取れることです。ガチャは紫のコインか広告で回すことができ、広告なら1日3回まで無料で回せます。さらに、小さなイベントが2日ほどの間隔で次々に入れ替わるので、開くたびに新しい目標がありました。
イベントを最後まで完走できなくても、途中までの報酬だけでアイテムがたくさんもらえます。課金に使うダイヤも、遊んでいるうちにそれなりの数が貯まっていきました。
盤面がいっぱいになったときの整理のコツ
ただし、盤面が広がらないということは、放っておくとすぐに埋まってしまうということでもあります。私が意識しているのは、注文に使わないアイテムを盤面に置きっぱなしにしないことです。
すぐに使わないアイテムは倉庫へしまい、使い道のない低いレベルのアイテムは思い切って売ってしまいます。売値はどれも1コインなので、稼ぐためではなく場所を空けるためと割り切るのがコツです。倉庫は最初6〜7枠しかないので、次の注文で使うものを優先してしまうようにしています。
マスが小さめなので、マージするときはアイテムをしっかり掴んで目的のマスまで運ぶのもポイントです。雑に動かすと、隣のマスに置いてしまうことがありました。
推しのお店は作れる?30種類以上のキャラと500種類以上のデコで楽しむ“自分だけのショッピングタウン”
マージで注文に応えるのがこのゲームの「作業」だとしたら、お店づくりは「ご褒美」の部分です。私がいちばん長く眺めてしまうのも、実はパズルの盤面ではなく、少しずつにぎやかになっていく街のほうでした。
ガチャで集めたキャラを、店長・店員としてお店に立たせる
登場するサンリオキャラクターは30種類以上で、紫のコインか広告で回せるガチャから仲間になります。紫のコインはパズルの途中で出てくるコインのアイテムを最後までマージすると100枚まとめて手に入るので、意識して育てておくとガチャを回す回数が増えていきます。
集めたキャラは、店長や店員としてお店に配置できます。キャラごとに販売の速さや移動の速さといったステータスが違い、得意なキャラを置くほどお店が稼ぐゴールドが増えていきます。とはいえ、効率だけで選ぶ必要はありません。私は効率よりも見た目を優先して、好きなキャラをお店に立たせています。カウンターで働く姿を眺めているだけでも、十分に満足できました。図鑑を埋めていくと特別な報酬ももらえるので、集める楽しみも十分にあります。

家具・外装・広場まで。500種類以上のデコで街を飾る
お店が稼いだゴールドは、家具や外装、街の広場を飾るデコに使います。デコは500種類以上あり、普段から買えるものに加えて、季節ごとの限定デコも登場します。最近のアップデートでは、ワールドマップの広場をネオンで飾れる「ネオンアーケード」も追加されました。
お店ごとにテーマをそろえたり、広場を好きな色でまとめたりと、飾り方は自由です。なかでも、外から店内の様子が見えるキティのファストフード店は、眺めているだけで楽しくなる可愛さでした。
デコを揃え終えたあと、ゴールドの使い道がなくなる問題
ただ、長く遊んでいると気になってくることもあります。買えるデコをひと通り揃えてしまうと、ゴールドを使う場所がほとんどなくなってしまうのです。新しいエリアの開拓にはダイヤが必要になる場面もあり、せっかく貯まったゴールドがただ増えていくだけになりがちでした。
また、キャラクターごとのお店も少しずつ増えてはいるものの、推しのお店がまだ登場していないという声もよく見かけます。キキララのお店を心待ちにしている人も多く、今後のアップデートでどのキャラのお店が増えるのかは、このゲームを続ける楽しみのひとつになっています。
「レベル100の壁」は本当?エネルギー100で最大レベルの注文が並ぶと詰まる理由と、私の乗り切り方
レベル100くらいまでは、とにかくサクサク進みます。ところがそのあたりを過ぎると、急にエネルギーが足りなくなり、「ここからは課金前提なのでは」と感じる場面が増えていきました。遊んでいる人の間で「レベル100の壁」と言われるのも、実際に遊んでみてよく分かりました。
Lv10のアイテムは、1段階目のアイテム512個分。数字で見る高レベル注文の重さ
壁の正体は、注文で求められるアイテムのレベルです。マージは同じアイテムを2つ合わせて1つ上の段階にするので、レベルが1つ上がるごとに必要な素材は2倍になります。1段階目のアイテムから作るとすると、Lv5なら16個分、Lv8で128個分、Lv10では512個分です。

レベルが上がるにつれて、キャラクターたちの注文にはLv9やLv10、ときには最大レベルのアイテムが並ぶようになります。一方で、エネルギーの上限はいつまでたっても100のままです。Lv10の注文が1つ来ただけで、満タンのエネルギーを5回以上使い切る計算になります。しかも注文は断ったり入れ替えたりできず、苦労して作っても報酬が手間に見合うほど増えるわけではありません。高いレベルになると、報酬が経験値ばかりになるのも気になるところでした。
上限100のまま増えないエネルギー。回復する方法を全部使う
エネルギーは時間で回復するほかに、いくつかの方法で補えます。広告を1本見ると15回復し、ダイヤで石を割ると一気に100回復します。デイリーボーナスやイベントの報酬でも、まとまった量のエネルギーが手に入ります。始めたばかりの時期には、広告なしで50ほど回復できる初心者応援もありました。
私は、あと少しで注文が届けられるというときだけ広告を見て、ダイヤでの回復は大きなイベントの追い込みのときまで取っておくようにしています。月額パスを買うとエネルギーの上限が200に増えるので、毎日しっかり遊ぶ人にはこれがいちばん効く課金だと感じました。
注文は断れない。詰まらないための生成とマージの順番
注文を断れない以上、大切なのは「詰まる前に手を打つ」ことです。私が意識しているのは次の4つでした。

まず、すぐに届けられる低いレベルの注文から先に片付けて、経験値とイベントの進みを確保すること。次に、高いレベルの注文は一気に作ろうとせず、途中の段階のアイテムを倉庫に少しずつ貯めておくこと。そして、ジェネレーターからランダムで出るレア素材を狙ってエネルギーを使い込みすぎないことです。レア素材が欲しくて回復したエネルギーを、普通の素材ばかりで使い切ってしまったときの虚しさは、一度味わえば十分でした。
最後に、レベル上げそのものを目標にしないことです。レベルが上がるほど注文は重くなっていくので、エネルギーに余裕がない時期は、レベルの数字よりも、お店やデコが増えていく過程を楽しむくらいの気持ちでいるほうが、ずっと気楽に遊べました。
ゴールドは2時間分しか貯まらない、倉庫1枠に515ダイヤ。資源の使い道を先に決めておく
エネルギーのほかにも、このゲームにはゴールド、紫のコイン、ダイヤという資源があります。遊び始めの頃はなんとなく使っていましたが、それぞれの「足りなくなるもの」と「余っていくもの」が分かってからは、ずっと遊びやすくなりました。

ゴールドは2時間ごとに受け取らないと、もったいない
ゴールドは、お店がアプリを閉じている間も稼いでくれる放置収入です。ただし、貯められるのは最大2時間分までで、それを超えた分は受け取れません。半日放置しても、手に入るのは2時間分だけです。
序盤はデコを買うためにゴールドがいくらあっても足りないので、私は通勤の前後や昼休みなど、2〜3時間おきにアプリを開いて受け取るようにしていました。逆に、デコをひと通り揃えてしまえば余っていく資源なので、中盤以降は取りこぼしをそこまで気にしなくても大丈夫です。
紫のコインは、コインのアイテムを最後まで育ててまとめて受け取る
キャラのガチャに使う紫のコインは、パズルの盤面に出てくるコインのアイテムをマージして手に入れます。最後の段階まで育てると、100枚がまとめて手に入ります。盤面に余裕があるときは、すぐに受け取らずに育てておくのがおすすめです。
ちなみに、紫のコインで回すガチャは1回ずつしか引けず、ダイヤのガチャのような10連はありません。まとめて引くときは少し手間がかかります。
ダイヤは倉庫とエネルギー、どちらに使うべきか
いちばん悩むのがダイヤの使い道です。ダイヤは、エネルギーの回復、倉庫の拡張、ガチャ、新しいエリアの開拓など、あらゆる場面で求められます。遊んでいるとそれなりの数が貯まっていきますが、何にでも使えるぶん、気づくと手元からなくなっていました。
特に高いと感じたのが倉庫の拡張です。11枠から12枠に広げるには515ダイヤが必要で、課金額にすると1,500円近くにもなります。私は、倉庫の拡張はほどほどにとどめて、ダイヤの多くはイベントの追い込みでエネルギーを回復するために取っておくことにしました。盤面の整理で倉庫が足りないと感じたら、まずは使わないアイテムを売ることから試してみてください。
1〜2日で入れ替わるイベント、全部追うと疲れる。バッジ集め・ランキング戦との上手な付き合い方
マイドリームストアは、とにかくイベントが多いゲームです。開くたびに新しい何かが始まっているので飽きることはありませんが、すべてを追いかけようとすると、エネルギーも時間もまったく足りなくなります。
約1か月の大型イベントと、毎日のように始まる小イベント
イベントは大きく分けて2種類あります。1か月ほど続く大型のイベントと、それと並行して1〜2日ごとに入れ替わる小さなイベントです。小さなイベントには、ビンゴや釣り堀、パフェやプリンを積み上げる競争、ぐでたまを探すものなど、いろいろな遊びが用意されています。最近はライバルと1位を争う「ドタバタランキング戦」も加わりました。
ただ、小さなイベントは期間が短く、月額パスで毎日エネルギーを受け取っていても、最後まで走り切れないことがよくあります。起動するたびにイベントの案内がいくつも表示されるので、全部に参加しなければと焦ってしまいがちですが、私はある時期から「全部は追わない」と決めました。

エネルギーは期間の長い大型イベントに優先して使い、小さなイベントは欲しい報酬があるときだけ参加します。途中までの報酬だけでもアイテムはたくさんもらえるので、完走できなくても損をした気分にはなりません。ランキング戦は、ポイントを集めてから完了ボタンを押すまでの時間で順位が決まるので、目標に届いたら忘れずにすぐ押すのがコツです。
バッジ集めは黄色い袋が鍵。コンプリートを目指すかどうかの判断
イベントの中でも、特に根気がいるのがバッジ集めです。バッジが入った袋は3色あり、そのうち黄色い袋は課金では手に入らず、ミッションをこなして入手するしかありません。しかも中身はランダムなので、同じバッジばかり出てなかなか揃わないこともあります。
私はバッジを「揃ったらうれしいおまけ」くらいに考えて、コンプリートのために課金するのはやめました。課金しても揃う保証がないので、ここに予算を使うよりは、エネルギーが増えるパスのほうが満足度はずっと高かったです。
イベントのアイテムで盤面が埋まるときの対処
もう一つ気をつけたいのが、イベント用のアイテムに盤面を占領されることです。イベントによっては、専用のアイテムやそれを生み出す道具が盤面にいくつも置かれ、普段の注文をこなす場所がなくなってしまいます。
イベントが終わったのにアイテムが残っていることもあるので、終わったと分かったら早めに片付けるようにしています。盤面を圧迫するタイプのイベントは、報酬がどうしても欲しいとき以外は見送るのも立派な選択です。
課金はどこまで必要?110円からの小さな課金とシーズンパス、無課金で楽しめる範囲の見極め
ここまで読んで、「結局どれくらい課金が必要なの?」と気になっている人も多いと思います。私の答えは、「楽しみ方しだいで、ゼロでも数百円でも十分」です。ただし、どこにお金を使うかで満足度は大きく変わりました。
無課金で気持ちよく遊べるのは、レベル100前後まで
無課金でも、レベル100前後まではエネルギーに困ることがほとんどなく、ストレスなく進められます。そこから先も、イベントの完走やバッジのコンプリートにこだわらなければ、無課金のままレベル150近くまで遊んでいる人も珍しくありません。
一方で、1〜2日の短いイベントを毎回走り切りたい、高レベルの注文をどんどんこなしたいとなると、無課金では正直かなり厳しくなります。無課金で長く続けるコツは、前のセクションでお伝えしたとおり、大型イベントを軸にして、それ以外は「届いたらラッキー」くらいに構えておくことだと感じています。
満足度が高かった課金、後悔しやすい課金
課金は110円の小さなパックから用意されていて、ほかにも月額パスやシーズンパスなどがあります。いろいろ試してみて、満足度にははっきり差がありました。

いちばん満足度が高かったのは、月額パスです。エネルギーの上限が100から200に増え、毎日エネルギーも受け取れるので、「遊びたいのにエネルギーがない」というこのゲーム最大の不満が、ほぼそのまま解消されます。大型イベントの終盤であと一歩届かないときに、110円からの小さなパックを足すのも満足感がありました。
反対に後悔しやすいのが、バッジのコンプリートや短いイベントの完走を目的にした課金です。バッジは課金しても揃う保証がありませんし、短いイベントは走り切っても、すぐに次のイベントが始まります。1回あたりは少額でも、積み重なると思った以上の金額になっていた、という声もよく見かけました。課金する前に「今月はここまで」と上限を決めておくと安心です。
起動のたびに出る課金案内との付き合い方
気になるのは、アプリを起動するたびに表示されるパスやパッケージの案内です。一度断っても翌日にはまた表示され、イベントのお知らせと合わせて何枚も閉じないとゲームが始まらないことがあります。
これは仕様なので、私は「毎回閉じるもの」と割り切っています。うっかり購入ボタンを押してしまわないよう、案内が出ている間は連打せず、閉じるボタンを確かめてから押すのが小さなコツです。購入後は、念のためストアの購入履歴で内容を確認しておくと、万が一の不具合にも対応しやすくなります。
フリーズ、起動できないエラー、閉じられない広告。長く遊ぶ前にやっておきたいデータ連携とトラブル対処
このゲームを長く遊ぶうえで、いちばん知っておいてほしいのが不具合との付き合い方です。ストアのレビューでも、ゲームの中身そのものより、不具合への不満のほうがずっと多く書かれていました。私自身も何度か経験しているので、困ったときの対処をまとめておきます。

画面の点滅・フリーズ、広告が真っ暗になったとき
よくあるのが、遊んでいる途中で画面がチカチカと点滅したり、固まって動かなくなったりする症状です。エネルギーの表示やメニューのボタンが消えてしまうこともあります。多くの場合はアプリを一度終了して開き直せば元に戻り、途中まで進めた盤面もそのまま残っていました。
広告でも同じようなことが起きます。報酬をもらおうと広告を再生したら画面が真っ暗なまま止まったり、閉じるボタンが出てこなかったりして、アプリを終了するしかない場面がありました。この場合、残念ながらその回の報酬は受け取れません。
「LIAPP ALERT」や読み込み画面で起動できないとき。アプリを消す前に
いちばん深刻なのが、ある日突然アプリが開けなくなるケースです。起動すると「LIAPP ALERT」というセキュリティの警告が表示されて落ちてしまったり、読み込み画面から先に進まなくなったりします。
ここで焦ってアプリを削除し、入れ直してしまうのは避けてください。実際に、削除したことでデータがすべて消えてしまったという声がありました。一方で、そのまま2週間ほど待っていたら、また遊べるようになったという人もいます。まずはアプリを残したまま、サポートに問い合わせるのが先決です。
必ずやっておきたいアカウント連携と、サポートへの問い合わせ方
こうしたトラブルに備えて、遊び始めたらすぐにやっておきたいのがアカウントの連携です。ゲーム内の「アカウント保存・連携」から設定しておけば、機種変更や万が一のときにもデータを守りやすくなります。あわせて、ゲーム内のユーザーIDをスクリーンショットなどで控えておきましょう。アプリが開けなくなってからでは、IDを確認する手段がなくなってしまいます。
問い合わせは、ゲーム内のカスタマーセンターか、ストアに載っているサポートのメールアドレスから行えます。控えておいたID、症状、使っている端末を添えて送ると、話が早く進みます。海外の会社ということもあって返事には少し時間がかかりますが、根気よくやり取りをして問題を解決してもらえたという人もいました。パスが消えてしまった、二重に請求されたといったお金のトラブルは、購入履歴を控えたうえで、ストアの返金窓口もあわせて利用するのが確実です。
子どもと遊ぶときに気をつけたい広告の内容
最後に、お子さんと一緒に遊ぶ方に知っておいてほしいことがあります。このゲームは対象年齢4歳以上で、サンリオのキャラクターが好きな小さな子どもでも遊べるやさしい作りです。ところが、報酬のために見る動画広告には、ダイエットや男性向けの治療など、子どもに見せたくない内容のものが流れてくることがあると報告されています。
勝手に広告が流れることはないので、子どもが遊ぶときは、広告を見る場面だけは大人がそばにいてあげると安心です。
「子どもでも遊べる?」「ポイ活に向いてる?」始める前によく聞かれる疑問にまとめて回答
最後に、始める前に気になりそうな疑問にまとめて答えておきます。迷っている方は、まず次の3つを確認してみてください。

- リセマラは必要ですか?
必要ありません。キャラクターはゲームを進めながらガチャで少しずつ集めていく仕組みで、最初に誰が出るかで遊びやすさが大きく変わることはありません。リセマラに時間を使うより、早く始めてお店を増やしていくほうが楽しめます。
- 子どもでも遊べますか?
遊べます。ルールは同じアイテムを合わせるだけなので、5歳くらいのお子さんでも楽しめたという声があります。ただし、報酬のために見る動画広告には子ども向けではない内容が流れることがあるほか、課金のボタンも頻繁に表示されます。広告を見る場面と課金まわりは、大人がそばで見守ってあげると安心です。
- ポイ活のアプリとして向いていますか?
レベル100前後まではサクサク進むので、「レベル〇〇到達」といった条件のポイ活には比較的取り組みやすいゲームです。ただし、それ以降はエネルギー不足で進みが遅くなるうえ、条件を満たしたのにポイントが付かなかったという声や、途中で起動できなくなったという声もあります。期限に余裕のある案件を選び、始めたらすぐにアカウント連携を済ませておきましょう。
- 機種変更したらデータは引き継げますか?
ゲーム内の「アカウント保存・連携」でアカウントを連携しておけば、新しい端末でも続きから遊べます。連携をしないままアプリを削除するとデータが戻らないことがあるので、機種変更の前に必ず確認しておいてください。
- タブレットやPCでも遊べますか?
iPhoneとAndroidのスマホに加えて、iPadやAndroidのタブレットでも遊べます。画面が大きいぶん、盤面の小さなマスも扱いやすくなります。2026年9月時点では、PC向けの配信は確認できませんでした。
- 容量が大きくて重くなりませんか?
iOS版の容量は約752MBと、パズルゲームとしては大きめです。大きなアップデートのあとは、動作が重くなったり電池の減りが早くなったりしたという声もありました。空き容量に余裕を持たせ、動作が不安定なときはアプリやスマホを再起動してみてください。
全部のイベントを追わなくていい。推しのお店がひとつ増えるたびに、この街はちゃんとあなたのものになっていく

ハローキティ:マイドリームストアは、サンリオのキャラクターたちと一緒にアイテムをマージして、寂れたショッピングタウンを立て直していくパズルゲームです。マージするたびに姿を変えるアイテムの可愛さと、少しずつにぎやかになっていく街の景色が、毎日アプリを開く理由になってくれます。
レベル100を過ぎたあたりからはエネルギーが足りなくなり、1〜2日で入れ替わるイベントを追いかけるのも大変になります。フリーズや起動できないトラブルに頭を抱える日もあるかもしれません。それでも、大型イベントを軸にしてほかは気楽に構え、最初にアカウント連携さえ済ませておけば、このゲームの楽しいところだけを長く味わえるはずです。
私も一時は、すべてのイベントを完走しようとして、エネルギーとにらめっこばかりしていました。でも、このゲームの本当の楽しさは、イベントの順位ではなく、自分の手で開いたお店が街に並んでいく、その過程の中にありました。
もし途中で「思ったより大変だな」と感じたら、ひとつだけ推しのお店を決めて、そのお店を飾ることから始めてみてください。カウンターに立つ推しと、少しずつ明るくなっていく街並みを眺めているうちに、この街がちゃんと自分のものになっていく感覚が、きっと味わえるはずです。
